GADOROはKOK(King of Kings)で連覇を果たすなど、MCバトルを通して人気・知名度を高めた後、音源の製作活動やライブで躍進を続けています。2023年には自身で立ち上げたレーベル「Four Mud Arrows」から、通算6枚目のアルバム『リスタート』をリリースし、さらに2024年4月には7枚目のアルバム『TAKANABE』も発売されました。
ヒップホップのラッパーであるGADOROですが、実はレゲエのアーティストともつながりが多く、一緒に歌っている音源をリリースしていたり、レゲエのイベントに呼ばれてライブで共演したりすることもあります。
この記事では、ラッパーであるGADOROとレゲエのアーティスト(DeeJay)が一緒に歌っている曲(音源)をいくつか紹介します。GADOROに興味のある人や、レゲエについてもっと知りたいという人の参考になれば嬉しいです。

GADOROとレゲエDeeJayが一緒に歌っている音源
GADOROとレゲエDeeJayが一緒に歌っている曲やコンビ曲は、以下の6曲です。
- SPICY CHOCOLATE – 目玉焼き feat. GADORO & ARARE
- ここにいよう Remix feat. 775 & ハシシ
- チャレンジャー – GADORO feat. J-REXXX
- 好きなように生きればいい – THUNDER feat. GADORO
- ひとりぼっちの唄 – TAK-Z feat. GADORO
- Hot Town Blues -Remix – GADORO feat. 漢 a.k.a GAMI. CHEHON. Under20Hz.
SPICY CHOCOLATE – 目玉焼き feat. GADORO & ARARE
「目玉焼き」は、レゲエサウンドのSPICY CHOCOLATEのプロデュースにより生まれた、レゲエDeeJayのARAREとのコンビ曲です。「戦っているから逃げたいんだろう?」と、頑張っている人に寄りそってくれる、勇気付けられる歌詞となっています。
個人的には「目玉焼きのように君(黄身)が中心」というダブルミーニングや「変わりもん/代わりはいないもん」のパンチラインが刺さりました。ARARE独特のテンポの良さとGADOROのスタイルが見事に合わさった神曲です。
「目玉焼き」は、SPICY CHOCOLATEのアルバム『TOKYO HEART BEAT2』に収録されています。このアルバムはレゲエとラッパーのコンビ曲が多く収録されているので、ぜひチェックしてみてください。

ここにいよう Remix feat. 775 & ハシシ
「ここにいよう Remix feat. 775 & ハシシ」はGADOROのビッグチューンである「ここにいよう」にレゲエDeeJayの775と、ヒップホップユニット『電波少女』のメンバーであるハシシを迎えたRemixです。
原曲と同じリディムに自身のリリックを完全にリメイクし、フックはそのまま残しています。自分の生まれの故郷をリスペクトし、今まで生きてきた人生観を歌った心地いい曲です。GADOROの7枚目のアルバム『TAKANABE』のラストに収録されています。
775(ななこ)は、大阪の岸和田市出身の女性の若手レゲエDeeJayです。
代表曲の「よってらっしゃい」はYoutubeでも再生回数が1,300万回以上のビッグチューンになっており、今後のレゲエシーンを引っ張る存在になるでしょう。派手なファッションや髪型も魅力的で、いろんな先輩DeeJayからも好かれる存在です。


チャレンジャー – GADORO feat. J-REXXX
『チャレンジャー』はレゲエDeeJayのJ-REXXXとのコンビ曲で、GADOROの決意と魂が込められた曲です。力強いビートの上で“挑戦者”としての生き様を吐き出すように歌い、聴く者の心を奮い立たせてくれます。
GADOROの3枚目のアルバム『SUIGARA』に収録された曲で、ライブでも歌うことが多いのでヒップホップファンも知っている人が多いのではないでしょうか。
J-REXXX(ジェイレックス)は岡山県出身のレゲエDeeJayです。

トレードマークのモヒカンと早口フロウが特徴的ですが、レゲエ以外のジャンルも音楽に取り入れたり、他のレゲエDeeJayとは異なる唯一無二の存在です。GADORO以外にも、ラッパーの紅桜と「The タイマンチーズ」というユニット名で曲を出していたり、ジャパニーズマゲニーズやRED EYEなど、他にも様々なアーティストと繋がりのあるレゲエDeeJayです。
性格的にはかなりブッとんだキャラクターで、現場をボスらせる(盛り上げる)実力は最高クラスです。


好きなように生きればいい – THUNDER feat. GADORO
『好きなように生きればいい』は、レゲエサウンドであるHACNAMATADA(ハクナマタダ)のプロデュースにより生まれた、THUNDERとのコンビ曲です。
底辺から這い上がりながらも昔と変わらないまま前に進んでいこうという2人の暖かいリリックが、哀愁漂うリディムに乗ってリリースされました。
ちなみにTHUNDERは英語では”サンダー”と発音しますが、レゲエの言語であるパトワ語の訛りとして、“トンダー“と呼びます。
ひとりぼっちの唄 – TAK-Z feat. GADORO
『ひとりぼっちの唄』は、生きていく意味、存在という2つのテーマに向き合いながら、生きていく勇気を与えてくれる曲です。レゲエDeeJayのTAK-Zとのコンビ曲で、MVにはお笑い芸人の天竺鼠の川原さんが出演されています。
TAK-Z(タクジー)は大阪府羽曳野市出身のレゲエDeeJayです。
レゲエDeeJayとしては珍しいノビのある高い声が特徴的で、同世代のCHEHONやNATURAL WEAPON、BIG BEAR、RAYなどとも仲が良く、交友関係も広く周りからも愛されるキャラクターです。
音楽活動の発信もかなり活発的に行なっており、自身のYoutubeではレゲエの良さをもっと広めるためにさまざまなアーティストとのコラボやダブを聴かせてくれます。Youtube視聴者からの要望により、TAK-Zが録ったダブのMIX CDも発売するなど、視聴者やファンも非常に大切にしておられます。
Hot Town Blues -Remix – GADORO feat. 漢 a.k.a GAMI. CHEHON. Under20Hz.
『Hot Town Blues -Remix』はUnder20Hzの原曲にCHEHONと漢 a.k.a GAMIを迎えて、GADOROは宮崎、CHEHONは大阪、漢は東京、とそれぞれ地元に根を張るスタンスを歌った曲です。GADOROの持ち味でもある、耳に自然と入り込む聴き取りやすいリリックに織り交ぜられたテクニカルでエモーショナルな韻が、非常に聴き心地が良いです。
CHEHONは最近ではヒップホップのMCバトルにも出場しており、ヒップホップのファンでも知らない人がいないほど有名で人気のあるレゲエDeeJayですね。


GADOROがレゲエアーティストと一緒に曲を作るように、CHEHONもレゲエDeeJayですがヒップホップのラッパーともつながりが多く、一緒に歌っている曲(音源)もたくさん出しています。

GADOROはレゲエのイベントに呼ばれることも多い

GADOROはラッパーですが、レゲエのイベントに呼ばれて出演することも多いです。レゲエアーティストのMINMIが主催する淡路島Freedomや、毎年佐賀県で開催されるサガンフェスなどではレゲエのアーティストと同じステージで共演しています。

まとめ
GADOROはKOK2連覇というものすごいラップのスキルを持ちながら、音源でも積極的に他ジャンルとコラボしたり、ライブやイベントで躍進し続けて、2025年には日本武道館でのワンマンライブも成功させています。バトルでしっかりと人気・知名度を上げてからしっかりと音源でも売れているラッパーはGADOROぐらいではないでしょうか。今後もさまざまなレゲエアーティストともコラボしてほしいですね。
GADOROは音源だけでなく、ファッションも魅力的で人気があります。GADOROがよく着ている服のブランドやファッションは以下の記事でまとめましたので、ぜひチェックしてください。

今後もGADOROの新しい楽曲は随時チェックしたいと思います。
コメント
コメント一覧 (5件)
[…] あわせて読みたい 【ヒップホップ】GADOROとレゲエDeeJayのコンビ曲を紹介!おすすめ音源4選 GADOROはKOK(King of Kings)で連覇を果たすなど、MCバトルを通して人気・知名度を高め、その後 […]
[…] あわせて読みたい 【ヒップホップ】GADOROとレゲエDeeJayのコンビ曲を紹介!おすすめ音源4選 GADOROはKOK(King of Kings)で連覇を果たすなど、MCバトルを通して人気・知名度を高め、その後 […]
[…] あわせて読みたい 【ヒップホップ】GADOROとレゲエDeeJayのコンビ曲を紹介!おすすめ音源4選 GADOROはKOK(King of Kings)で連覇を果たすなど、MCバトルを通して人気・知名度を高め、その後 […]
[…] あわせて読みたい GADOROとレゲエDeeJayのコンビ曲を紹介!おすすめの音源5選 GADOROはKOK(King of Kings)で連覇を果たすなど、MCバトルを通して人気・知名度を高め、その後は音源の製作活 […]
[…] 【ヒップホップ】GADOROとレゲエDeeJayのコンビ曲を紹介!おすすめ音源4選 | ヒプラガ より: 2024年6月4日 5:38 PM […]