- MCバトルの「3150×LUSHBOMU」はどんな大会?
- 大会のルールや賞金システムについて詳しく知りたい
- 3150×LUSHBOMUの出場者と歴代の結果を知りたい
2025年に新たに始動した「3150×LUSHBOMU MC BATTLE」とは、勝利するごとに賞金が発生するファイトマネー形式のMCバトルイベント(大会)です。賞金総額がなんと1,220万円という大規模なMCバトルイベントとなっており、他の大会とは違うおもしろいルールや特徴がたくさんあります。
この記事では「3150×LUSHBOMU MC BATTLE」の特徴やルール、賞金システムについてわかりやすく解説します。大会の出場者や過去の結果、視聴方法も紹介しますので「3150×LUSHBOMU」がどんなMCバトルなのか気になっている人はぜひチェックしてください。
3150×LUSHBOMUとは

「3150×LUSHBOMU(サイコー ラッシュボム)」とは、元プロボクシング世界王者の亀田興毅が手掛けるボクシングイベント「3150FIGHT」と、音楽レーベル「LUSH Music」が運営する「LUSHBOMU」がコラボしたイベントです。
MCバトルの司会と審査員

3150×LUSHBOMU MCバトルの審査員長はラッパーの「呂布カルマ」、司会MCは同じくラッパーの「DOTAMA」が務めます。
- 審査員長:呂布カルマ
-
呂布カルマ(りょふ カルマ)は名古屋市を拠点に活動するラッパーで、フリースタイルダンジョン2代目モンスターを務めたり、MCバトルの日本一を決める大会「KING OF KINGS 2020」で優勝した経歴があります。
他にも数多くのMCバトル大会で優勝するほどのラップスキルを持ち、特に相手のバースへのアンサー力と高いワードセンスが魅力です。理知的なトーク力にも定評があるため、最近ではCMやドラマ、評論番組など、ラップシーンのみならず幅広い分野で活躍を続けています。
- 司会MC:DOTAMA
-
DOTAMA(ドタマ)は栃木県出身のラッパーで、見た目はスーツ姿にメガネという他のラッパーには見られない独特なスタイルが特徴です。ラップスキルも高く、フリースタイルダンジョンの初代モンスターやUMB2017で優勝など、数多くのMCバトルで好成績を残しています。
会社員として10年間働いていた経験があり、真面目そうな見た目とは裏腹に、力強いラップと毒舌で相手を刺すバトルスタイルです。現在も多くのMCバトルイベントに出場し、バトルシーンを盛り上げる主要人物の一人として活躍しています。
3150×LUSHBOMUの会場

3150×LUSHBOMUはボクシングなど他のイベントと同時開催されることが多いため、普段のMCバトルとは異なる会場で行われます。3150×LUSHBOMUは主に以下のような会場で開催されます。
- 渋谷HAREM(予選)
- TOKYO FMホール
- Aichi Sky Expo
普段のMCバトルは小中規模のクラブやライブハウスで開催されることが多いですが、3150×LUSHBOMUの本戦は少し大きめのコンサートホールで行われます。
配信はある?全バトルの視聴方法
3150×LUSHBOMU MCバトルは「Travel TV」という動画サイトにて生配信の視聴が可能です。Travel TVは動画配信を中心としたデジタルサービスを展開するプラットフォームで、主にボクシングを中心としたスポーツ、政治経済、教育、バラエティ、アニメなど幅広いジャンルの動画を配信しています。
3150×LUSHBOMUのボクシングやMCバトルなどは基本的にTravel TVにて生配信され、イベントによってはペイパービューでの有料視聴になる場合もあります。ただし過去に配信されたアーカイブ動画などは無料で視聴できる場合もあり、Youtubeの公式チャンネルでもベストバウトが一部公開されています。
3150×LUSHBOMUの出場者
3150×LUSHBOMU MCバトルは基本的に32人によるトーナメント戦で、出場者はイベントごとに変わります。過去に開催された3150×LUSHBOMU MCバトルの出場者を以下にまとめました。
第1回:3150×LUSHBOMUの出場者
第1回の3150×LUSHBOMU MCバトルの出場者は以下のとおりです。
- SIMON JAP
- ミメイ
- MAKA
- ふぁんく
- 歩歩
- K-rush
- Ry-lax
- NillNico
- Sitissy luvit
- Lu-LAR
- バチスタ
- CORONA
- 楓
- 掌幻
- sosume
- よんろく
- Zen
- きばな
- YOUKEY
- だーひー
- SING ARTHUR
- はまちゅー
- PONEY
- NAIKA MC
- Kyphos!s
- 大超
- ACE
- Z-TON
- LOWCH
- Jave South
- 死神紫郎
- エスカ
第2回:3150×LUSHBOMUの出場者
第2回の3150×LUSHBOMU MCバトルの出場者を以下にまとめました。
- ミメイ
- SAM
- K-rush
- SATORU
- SIMON JAP
- Duda
- Ry-lax
- Donatello
- よんろく
- 梵頭
- NAIKA MC
- 歩歩
- Sitissy luvit
- POWER WAVE
- 楓
- 輪入道
- CORONA
- 黄猿
- Hawk-I
- MC frog
随時発表中
3150×LUSHBOMUの賞金システムとルール

3150×LUSHBOMUは他のMCバトルとは違う独特の賞金システムやルールがあります。3150×LUSHBOMU MCバトルの以下のポイントについて解説します。
- 賞金システム
- 基本ルール
- 勝敗判定
賞金システム
3150×LUSHBOMU MCバトルは、トーナメントで勝ち上がるごとに賞金が発生するファイトマネー形式の賞金システムです。上位に勝ち上がるほど貰える賞金額も大きくなり、優勝者は総額なんと680万円の賞金を手に入れられます。36人トーナメントで勝利するごとに貰える賞金額は以下のとおりです。
- 1回戦勝利:10万円
- 2回戦勝利:30万円
- 3回戦勝利:80万円(ベスト4)
- 準決勝勝利:180万円(準優勝)
- 決勝戦勝利:680万円(優勝者)
※ 賞金額は貰える総額であり、勝ち上がるごとにプラスされていくわけではありません。
- 0円×16人
- 10万円×8人:80万円
- 30万円×4人:120万円
- 80万円×2人:160万円
- 180万円×1人:180万円
- 680万円×1人:680万円
基本ルール
3150×LUSHBOMUのMCバトルにおいてのルールは基本的に他の大会と同じです。じゃんけんで勝ったほうが先攻後攻を選び、進行MCの合図でバトルが始まります。小節とターン数については、8小節×3ターンまたは4ターン制となり、16小節でのバトルはありません。
- 1〜4回戦:8小節×3ターン
- 決勝:8小節×4ターン
なお、ビート選択はありませんでした。(DJの判断でその場に最適なビートが流れます。)

勝敗判定

3150×LUSHBOMU MCバトルの勝敗判定は、オーディエンス(観客)+審査員(4名)によるハイブリッド式です。バトル終了後、まずは勝ったと思うMCに観客が歓声を上げ、大きいほうが1ポイント入ります。次に呂布カルマを含めた審査員4名が勝ったと思うMCの札を挙げ、それぞれ1ポイントずつ入ります。
合計5ポイントのうち過半数を取ったMCが勝利となり、トーナメントを勝ち上がります。(基本的にドローになることはありませんが、観客判定と審査員判定が割れた場合は延長に進みます。)
3150×LUSHBOMU MCバトルの特徴

3150×LUSHBOMUには他のMCバトルとは違うさまざまな特徴があり、視聴者がより楽しめるように工夫されています。3150×LUSHBOMU MCバトルの以下の特徴について解説します。
- 勝利ごとに賞金が発生する
- エンタメ性が高い
- 定番ビートが多い
- 客層が違う
勝利ごとに賞金が発生する
一般的なMCバトルの大会では優勝者のみが賞金を手にする場合がほとんどですが、3150×LUSHBOMUでは勝利するたびに賞金が発生します。しかも賞金額もかなり高く、優勝者以外のMCも普段のMCバトルよりも多額の賞金が貰えることが大きな魅力です。
そのため出場MCたちも1戦1戦の本気度や集中力もかなり高くなり、普段よりもバチバチで高度なスキル同士のバトルになることが多いです。3150×LUSHBOMUはどのMCバトルよりも手っ取り早く稼げる大会として、多くのMCやラッパーたちからも注目を集めています。
エンタメ性が高い
3150×LUSHBOMU MCバトルはボクシングや音楽などのエンターテインメントイベントを手掛ける「LUSHBOMU」が主催ということもあり、エンタメ性が高いことも特徴の一つです。出場するMC全員の事前インタビュー動画や、バトル終了後の感想動画が公開されるなど、視聴者を楽しませるためにさまざまな工夫が行われています。
バトルステージに2人のMCが登場する前には、相手の印象や意気込みを語るインタビュー動画がモニターに流れるので、観客のバトルを見るおもしろさや関心が高まります。スタージの照明や演出も他のバトルとは違い、ヒップホップのアングラな雰囲気というよりも、エンタメ性の強い華やかな会場のイメージです。
客層が違う
3150×LUSHBOMUは基本的にボクシングイベントと同日に開催され、MCバトルをあまり知らない人も観客に含まれます。ボクシングを観に来た人(MCバトルに興味がない人)も観客に含まれている場合があり、普段のMCバトルとは明らかに客層が違います。
そのためMCバトルのルールや判定方式などは、司会MCのDOTAMAさんがわかりやすく説明しながら進行してくれます。観客の盛り上がりが少ないのではと思うかもしれませんが、ボクシングもMCバトルもバチバチの熱い戦いとしては同じなので、ボクシング好きの人も大きな歓声を上げて楽しんでいることが多いです。
定番ビートが多い
3150×LUSHBOMUではMCバトルをあまり知らない層が多いということもあり、バトルでは人気の定番ビートがよく流れます。ビートはMCバトルのDJでおなじみのYANATAKEさんが担当し、対戦MCやその場の雰囲気などに合わせた最適なビートを流してくれます。

3150×LUSHBOMUの結果

過去に開催された3150×LUSHBOMU MCバトルの結果を以下にまとめました。
大会 (日付) | 優勝者 (準優勝者) |
---|---|
第1回 3150×LUSHBOMU MC BATTLE (2025年3月30日) | ミメイ (K-rush) |
第2回 3150×LUSHBOMU MC BATTLE (2025年9月27日) | <予定> |
第1回:3150×LUSHBOMUの結果
- 1回戦(予選:ベスト32)の結果
-
- はまちゅー vs ◯ ACE
- だーひー vs ◯ K-rush
- きばな vs ◯ SIMON JAP
- ◯ CORONA vs 歩歩
- ◯ よんろく vs NillNico
- sosume vs ◯ バチスタ
- YOUKEY vs ◯ Ry-lax
- Lu-LAR vs ◯ MAKA
- ◯ SING ARTHUR vs 大超
- Z-TON vs ◯ Sitissy luvit
- Jave South vs ◯ PONEY
- 掌幻 vs ◯ 楓
- LOWCH vs ◯ ミメイ
- ◯ エスカ vs Zen
- 死神紫郎 vs ◯ ふぁんく
- Kyphos!s vs ◯ NAIKA MC
- 2回戦(予選:ベスト16)の結果
-
- ◯ K-rush vs ACE
- CORONA vs ◯ SIMON JAP
- ◯ よんろく vs バチスタ
- MAKA vs ◯ Ry-lax
- SING ARTHUR vs ◯ Sitissy luvit
- PONEY vs ◯ 楓
- ◯ ミメイ vs エスカ
- ◯ NAIKA MC vs ふぁんく
- 3回戦(ベスト8)の結果
-
- ◯ Ry-lax vs NAIKA MC
- ◯ ミメイ vs Sitissy luvit
- ◯ K-rush vs よんろく
- ◯ SIMON JAP vs 楓
- 準決勝(ベスト4)の結果
-
- Ry-lax vs ◯ ミメイ
- ◯ K-rush vs SIMON JAP
- 決勝戦
-
- ◯ ミメイ vs K-rush
第2回:3150×LUSHBOMUの結果
第2回の3150×LUSHBOMU MCバトルは2025年9月27日に開催予定となります。大会終了後に結果をまとめたいと思います。
3150×LUSHBOMUのまとめ
3150×LUSHBOMU(サイコー ラッシュボム)はこれまでのMCバトルとは一味違う新しい大会で、勝ち上がるごとに賞金が発生するファイトマネー形式のルールが最大の魅力です。1回戦から勝利するごとに賞金が発生するため、出場MCたちもいつもより気合が入っており、本気で勝ちを取りにいくようなバトルが多く見られます。
最近では毎週・毎月のように各地でMCバトルの大会が開催されていますが、3150×LUSHBOMUは賞金額だけで見るとバトルサミットに次ぐ規模のイベントです。2025年に誕生した新しい大会ですが、3150×LUSHBOMUは間違いなくこれからさらに注目度が上がっていくイベントになるでしょう。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 3150×LUSHBOMUの歴代優勝者 あわせて読みたい 【MCバトル】3150×LUSHBOMUとは?賞金ルールや出場者、過去の結果を解説 MCバトルの「3150×LUSHBOMU」はどんな大会? 大会のルールや賞金システ […]
[…] あわせて読みたい 【MCバトル】3150×LUSHBOMUとは?賞金ルールや出場者、過去の結果を解説 MCバトルの「3150×LUSHBOMU」はどんな大会? 大会のルールや賞金システムについて詳しく知り […]