【MCバトル】よく流れる定番ビート12選！有名な人気曲からかっこいい音源まで紹介

「どんなビート上で戦うのか」もMCバトルのおもしろさの一つですよね。ヒップホップのビートにはさまざまな種類がありますが、MCバトルでよく使われる人気のビートも多いです。

最近MCバトルを見始めた人は、聴いたことがあるビートの原曲を知りたいと思う人もいるのではないでしょうか。この記事では、MCバトルでよく使われる定番ビートと、おすすめのバトルを紹介します。ビートの曲名がわかれば、MCバトル観戦がよりおもしろくなるので、ぜひチェックしてください。

MCバトルでよく流れる人気ビート

MCバトルでよく流れるビートについて、以下の曲を紹介します。

Street Dreams – Zeebra

フリースタイルダンジョンのオーガナイザーやFSLのオフィシャルチェアマンを務める、Zeebraさんの代表曲「Street Derams」のビートです。知っている人も多い人気の曲で、バトルの決勝などで使われることが多い印象です。

Street Dreamsのビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

　

LOYALTY – ICE BAHN

「LOYALTY」は3人組のHIP HOPクルーICE BAHANの代表曲です。アップテンポでお客さんもかなり盛り上がり、1回戦の第1試合などでよく使われる印象です。

LOYALTYのビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

　

知らざあ言って聞かせやSHOW / TOKONA-X

「知らざあ言って聞かせやSHOW」は伝説のラッパー”TOKONA-X”の代表曲です。この曲のビートが流れるだけで会場は大湧きするほどで、数々のベストバウトを残してきました。

知らざあ言って聞かせやSHOWのビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

　

チャレンジャー / GADORO feat. J-REXXX

「チャレンジャー」は、ラッパーの”GADORO”とレゲエDeeJayの”J-REXXX”によるコンビ曲です。ビートの曲調のとおり、気持ちが込もった熱いバトルになることが多いです。

チャレンジャーのビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

公開処刑 / キングギドラ

「公開処刑」は日本のヒップホップグループであるキングギドラの代表曲です。こちらはよく流れるビートというほどでもありませんが、公開処刑が流れると会場が盛り上がり、リリックのとおりにお客さんも手を叩き出します。

公開処刑のビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

一網打尽 / 韻踏合組合

「一網打尽」は大阪のヒップホップグループである韻踏合組合の代表曲です。韻踏合組合が主催するMCバトル『SPOT LIGHT』や、大阪で開催される大会でよく流れるビートです。

一網打尽のビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

　

紫煙 / 漢 a.k.a GAMI

「紫煙」は、新宿を拠点に活動するHIP HOPグループ”MSC”のリーダーであり、MCバトルの日本一を決める大会「KING OF KINGS」を主催するラッパー漢 a.k.a GAMIの代表曲です。

紫煙のビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

Neva Enuff / ZEEBRA + AKTION

「Neva Enuff」はZEEBRAの6枚目のシングルで、北野武監督の映画『BROTHER』にインスパイアされて作られた曲です。

Neva Enuffのビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

　

蝶と蜂 / SOUL SCREAM

「蝶と蜂」は日本のヒップホップユニット”SOUL SCREAM”による名曲です。　ゆったりしとした曲調が最高に気持ちの良いビートです。

蝶と蜂のビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

　

最ッ低のMC / 般若

「最ッ低のMC」はラッパーの般若の代表曲です。般若自身は特に思い入れはないが、とにかく韻を踏んで適当に遊びで作った曲だそうです。

最ッ低のMCのビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

CHECK YOUR MIC / 晋平太

「CHECK YOUR MIC」はMCバトルでも活躍するラッパー”晋平太”の代表曲です。

CHECK YOUR MICのビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

マジでハイ / 梅田サイファー

「マジでハイ」は大阪のHIP HOPグループである、”梅田サイファー”の代表曲です。

マジでハイのビートが使われたおすすめのバトルを以下に紹介します。

　

MCバトルにおけるビートの重要性

MCバトルはビートのテンポや雰囲気によって、戦いの内容や印象も大きく変わります。

ラッパーによって速いビートと遅いビートで得意・不得意が分かれたり、難しいビートに上手く乗れなかったりなど、ビートとの相性次第でMCのパフォーマンスも大きく変わるので、ビートがバトルの勝敗を左右する可能性もあります。

テンポが速いビートではフローや早口で上手くビートに乗りながら戦うスタイルが映えますが、逆に対話型のバトルは難しくなったり、各MCのバトルスタイルによってもビートとの相性は重要です。

MCバトルでは即興力や韻だけでなく、どんなビートが流れても対応できるラップスキルもMCに求められる重要スキルになります。

そもそもビートとは

ヒップホップにおいてのビート(beat)とは、リズムやヴァージョンなどと同じ意味で、アーティストのボーカルが乗っていないリズム体(演奏部分)のことです。

ビートはヒップホップ音楽の中核となる要素であり、ラッパーやアーティストが独自のスタイルや個性を表現するために重要です。ビートはダンスのリズムやラッパーのフロウと密接に結びついており、ヒップホップの特徴的なサウンドを作り上げる役割を果たしています。

MCバトルにおいては、DJがバトル開始の合図と同時にビートを流し、8小節または16小節でスクラッチされ、ターンが切り変わります。

バンド操作も重要

バックDJがバンド演奏のMCバトルでは、バンドの演奏を操るスキルも重要になってきます。バンドを操ることで演奏にメリハリをつけたり、リズムやグルーヴを強調したりできるので、より高い音楽性を表現できます。

バンドやDJを操り音楽に変化をつけるのはレゲエの文化ですが、最近ではヒップホップのラッパーでもバンドを操るMCが増えてきており、バンド操作がバトルの勝敗を分ける重要なスキルになりつつあります。

レゲエのリディム

レゲエではヒップホップのビートことを、同じような意味でリディム(Riddim)と呼びます。独特なリズムに「ワンドロップ(One Drop)」などがあり、ヒップホップと曲調やスタイルに違いはありますが共通点も多いです。

レゲエではリディム自体にも名前がつき、リディムにさまざまなアーティストやDeeJayがボーカルを乗せて別々の曲名でリリースされることがあります。

MCバトルでは「渋谷レゲエ祭 vs 真ADRENALINE」のレゲエルールで演奏される曲にも有名なリディムが多く、名前を知っていることで、よりバトルも楽しんで見れるのではないでしょうか。

　

まとめ：ビートの曲名を知ればMCバトルをさらに楽しめる

MCバトルでよく流れるビートは他にもまだまだ存在します。もし皆さんが知っているおすすめのビートがあれば、以下に送信していただければ嬉しいです。(上記の一覧に追加します。)