【レゲエ】おすすめのリディム(Riddim)一覧!かっこいい曲から定番の人気曲まで

レゲエにはさまざまなリディム(Riddim)が存在し、有名なものだけでも100種類以上はあります。最近レゲエを聴き始めた初心者の人は、もっと色々なリディムの名前を知りたいという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、レゲエのおすすめリディムを紹介しました。かっこいいリディムから定番のリディムまで多数紹介しますので、参考になれば嬉しいです。

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そもそもリディム(Riddim)とは?

レゲエのリディム(Riddim)とは、他ジャンルでのビートやヴァージョン(Version)と同じ意味で、アーティストのボーカルが乗っていないリズム体(演奏部分)のことを指します。トラックやオケと呼ばれることもあります。

レゲエではさまざまなリディムが存在し、それぞれのリディムに名前がつきます。さまざまなアーティストやDeeJayが同じリディムにボーカル(声)を乗せて歌い、別の曲名がつけられてリリースされます。

レゲエを知らない人が聴くとパクリだと思われることもあるようですが、レゲエではこれが当たり前の文化で、レゲエのおもしろい要素の一つです。

おすすめリディム一覧

レゲエで有名な以下のリディムをご紹介します。

  • Guilty(ギルティー)
  • Come Down(コンドン)
  • Sleng Teng(スレンテン)
  • Stalag(スタラグ)
  • Diwali(ディワリ)
  • X5(エックスファイブ)
  • Answer(アンサー)
  • BamBam(バンバン)
  • Punanny(プナニー)
  • Heavenless(ヘブンレス)
  • Duck(ダック)
  • Far East(ファーイースト)

Guilty(ギルティー)

Guilty Riddimは、CHEHONの『みどり』で使われているリディムです。ジャマイカではみどりがリリースされる約2年前にGuilty Riddimが作られ、人気になっていたようです。

CHEHON/みどり

 

ジャマイカではSOJAHの『PON DI CORNER』が有名ですね。

Sojah/Pon Di Corner

 

他にもさまざまな日本のアーティストもGuilty Riddimに乗っているので、気になる人は探してみてください。

アーティスト:オムニバス, アーティスト:I-WAN, アーティスト:SOJAH, アーティスト:キャッシュフロウ, アーティスト:CHEE, アーティスト:CHEHON, アーティスト:導楽, アーティスト:MICKY RICH, アーティスト:KING-K, アーティスト:B.B the K.O, アーティスト:DINOSAUR

Come Down(コンドン)

Come Down Riddimは、レゲエの定番リディムですね。現場ではラバダブでもよく流れるので、誰もが一度は聞いたことがあるリディムではないでしょうか。

音源の代表曲はSuperCatの『Come Down』

Come Down Riddim

Sleng Teng(スレンテン)

Sleng Teng Riddimは80年代レゲエの代表リディムですね。レゲエの代表的なリディムの一つですが、このリディムを生み出したのは日本人という説もあるようです。

 

実はRed Spiderの『緊急事態2』も、Sleng Tengのリメイクです。

RED PIDER/緊急事態2 -紅の警告-

Stalag(スタラグ)

Starag Riddimもかなり有名なRiddimで、元はTECHNIQUESというレーベルからリリースされています。代表曲はTenor Sawの『Ring The Alarm』という曲で、誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

Diwali(ディワリ)

Diwaliは2000年初期にLENKYというミュージシャンが作ったリディムです。このリディムがリリースされた当時、ジャマイカでは鬼ヒットしていたようです。

Diwaliで有名な曲はたくさんありますが、Sean Paulの『Get Busy』は誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。

Diwali Riddim

 

日本でも多くのアーティストがDiwaliに乗っています。

 

メインアーティスト:ビーニ・マン

X5(エックスファイブ)

X5 Riddimもレゲエの定番リディムで、ジャマイカでもめちゃくちゃ人気があります。

 

日本でも、RYO THE SKYWALKERやNG HEAD、BOOGIE MAN、MINMIなど、他にも多くのアーティストが音源として乗っており、RED SPIDERの『ROCK CITY』というアルバムにすべて収録されています。

アーティスト:オムニバス, アーティスト:VADER, アーティスト:MINMI, アーティスト:H-MAN, アーティスト:SILVER KING, アーティスト:BOXER KID, アーティスト:BOOGIE MAN, アーティスト:VADER&MINMI, アーティスト:PAPA-B, アーティスト:NG HEAD, アーティスト:RUDE BOY FACE

Answer(アンサー)

Answerもかなり有名なリディムです。Sound manが現場でよくかけるリディムでもあり、リメイクされた回数がNo.1ではないかと言われています。

 

BamBam(バンバン)

BamBam Riddimもレゲエの定番リディムです。独特でダンスに使われることも多く、レゲエをあまり知らない人でもこのリディムを聴くとレゲエだと思う人も多いようです。

 

ちなみにRED SPIDERの『AH MUDERZ』という曲もBamBamのリメイクです。

 

Punanny(プナニー)

Punannyは、「女性器」という意味です。リディムにPunannyという名前をつけるなんてすごいですね。さすがジャマイカです。

ジャマイカではかなりの人気リディムで、Bounty KillaやBuju Bantonなど、多くのアーティストが乗っています。

 

Heavenless(ヘブンレス)

Heavenless Riddimも80年代レゲエの王道リディムですね。

 

Duck(ダック)

DUCK Riddimもめちゃくちゃ有名な定番リディムなので、一度は聞いたことがあるでしょう。Jammysというレゲエ界の超大物プロデューサーにより制作されたリディムです。

DUCK RIDDIM

 

Far East(ファーイースト)

Far East Riddimも、レゲエの定番リディムです。こちらも制作者はJammysです。代表曲はCocoa Teaの『Tune In』という曲です。一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。

その他の有名リディム

他にも数え切れないほどの有名リディムがあります。以下のリディムが有名なので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

  • Party Time(パーティタイム)
  • Anger Management(アンガーマネジメント)
  • Raging Bull(レイジングブル)
  • Masterpiece(マスターピース)
  • Coolie Dance(クーリーダンス)
  • Showtime(ショータイム)
  • Sick(シック)
  • Stage Time(ステージタイム)
  • Real Rock(リアルロック)
  • Jonkanoo(ジャンカノ)
  • Street Sweeper(ストリートスイーパー)
  • Bounce(バウンス)
  • Superstar(スーパースター)
  • Taxi(タクシー)
  • Golden Hen(ゴールデンヘン)
  • Mad Mad(マッドマッド)
  • Love Punanny Bad(ラブプナニーバッド)
  • Buy Out(バイアウト)
  • Juice(ジュース)
  • Juicy(ジューシー)
  • Fresh(フレッシュ)
  • Thunder Ball(サンダーボール)
  • Military(ミリタリー)
  • China Town(チャイナタウン)
  • Shine And Criss(シャインアンドクリス)
  • Shanty Town(シャンティタウン)
  • Nah Go Love It(ナゴロビ)
  • Rockfort Rock(ロックフォートロック)
  • Kolo Ko(コロコ)
  • Man Fi Dead(マンフィデッド) 

まとめ:気になるリディムをディグってみよう

有名なリディムや定番リディムだけでもこれだけの数があり、リディムの名前を覚えるだけでも大変ですよね。しかもここには載せきれていないRiddimが他にも数えきれないほどあります。 

現場で知っているリディムの曲が流れてラバダブが始まると、レゲエをより楽しめます。気に入ったリディムがあれば、Youtubeで「Riddim名 MIX」で検索してみると、さまざまなアーティストが乗っている曲が聴けるので、興味がある人はぜひ調べてみてください。

 

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この記事を書いた人

ヒプラガのアバター ヒプラガ ライター/ブロガー

大阪出身のブロガー。小学生の頃にレゲエにハマり、レゲエの音楽を20年以上聴いています。レゲエDeeJayがMCバトルに出場したのをきっかけに、ヒップホップも聴くようになりました。
ヒップホップやレゲエの音楽・文化をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから、ヒップホップやレゲエに関する情報を発信しています。

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